ピマーイ遺跡公園 / Phimai 


ピマーイ遺跡は、アンコールへとつながるクメール古道の重要な終着点の一つ。アンコール遺跡北西260kmに位置し、同じくナコーンラーチャシーマー郊外にあるパノ・ムルン遺跡と、タイ - カンボジア国境にあるプラウィハーン遺跡(プレアヴィヒア遺跡)と並び、タイ国内では屈指のクメール遺跡である。 アンコール王朝の主都アンコール・ワットの副都的な役割を担っていたと考えられている。 ピマーイ遺跡本堂南側回廊扉枠の石碑文によるとこの地域はもともとヴィマヤプラ(ヴィマヤの町)と呼ばれていたが、現在はピマーイと呼ばれている。
多くの建築物は11世紀から12世紀の間、スーリヤヴァルマン1世(在位1011年 - 1050年)によって建てられたと見られている。
その後、ジャヤーヴァルマン7世(在位1181年 - 1218年)がピマーイ寺院を大乗仏教寺院に改宗した。
また、この遺跡がアンコール・ワットと同じ規模であることを考えると、当時ピマーイにクメール人による大きな勢力があったと考えられる。
ジャヤーヴァルマン7世の治世の後、クメール王朝の影響が弱まり、スコータイ王朝が勃興すると、ピマーイの重要性は低下し、衰退した。
スコータイ王朝に残る記録からはピマーイの存在を見出すことができない。
ピマーイ遺跡の特徴は、周辺遺跡ではたいてい東を向いて作られることが多いが、この遺跡は南を向いて作られている。これはおそらくクメール王朝の都であったヤショダラプラ(アンコールの都)に正面を向けて作られたものとみられる。


みどころ

プラッププラー/ナーガの橋/塔門と外周壁/参道/塔門と内周壁/中央祀堂/プラーン・ヒンデーン/バラモン祠/プラーン・プロマタット/経蔵


ピマーイ国立博物館
ピマーイ遺跡の出土品は、ピマーイの町外れにあるピマーイ国立博物館に多く展示されている。2階建ての博物館で、クメール遺跡のレリーフや彫刻などの出土品が数多く展示されている。屋外展示もある。


 
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